国指定重要文化財 賓日館

二見の賓日館(ひんじつかん)は明治20年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設されました。ご幼少時の大正天皇が避暑や療養、水泳訓練などを兼ねて滞在されたのをはじめ、歴代諸皇族、各界要人が数多く宿泊されたそうです。


建築の知識がない私でもこの建築や内装がとてもすばらしいものだということが分かります。床の間や欄間、シャンデリアの下がる天井装飾など一見の価値があります。

階段親柱には二見のシンボル「かえる」が彫られており、作者は板倉白龍という有名な彫刻家です。この柱と「かえる」は1本の楠から彫りだされているのが見どころです。

日本庭園もきれいに整備されており、おすすめは2階大広間からの景色です。上から眺めると枯山水の水にハート形の島が浮かんでいるように見え庭園に優しい雰囲気が加わっているように思います。

また庭園の縁側近くには「水琴窟(すいきんくつ)」があります。
画像のように水鉢から木杓子で水琴窟へ水を流したあと竹筒を耳に当て地下から聞こえる水琴の音を聞きます。水が奏でているとは思えないようなきれいな音がするのでぜひ体験してください。

場所は二見駅より徒歩12分ほどです。伊勢志摩国立公園 二見浦が目の前ですので潮風と景色もお楽しみください。

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賓日館公式

開館時間 9:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日休)
入館料 大人 300円 小人(小・中・高) 150円
お問い合わせ NPO法人二見浦・賓日館の会/0596-43-2003

日付 2016年11月1日

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