朝熊岳金剛證寺 参詣のすすめ

伊勢音頭の42番に「伊勢参りに、朝熊(あさま)をかけよ、朝熊な~かけねば、片参宮」という歌詞があり、当時はお伊勢参りの際に朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)をお参りするのが習わしでした。

外宮(げくう)、内宮(ないくう)のように緑豊かで凛(りん)とした空気が流れているように感じます。

 

仁王門

仁王門をくぐり本堂に向かう途中には、大きな池にかかる朱(あか)い橋が太鼓橋。橋を境に現世とあの世を表しています。

写真のように初夏から夏の間、池には蓮(はす)の花がとてもきれいです。

連間(つれま)の池にかかる太鼓橋

本堂の前には丑(うし)の銅像がありよくみるとその頭の上に「大黒様」が乗っているのに気がつきます。
この丑にさわると、「心清く意思堅固(けんご)」「福徳智慧(ふくとくちえ)」「身体健康」の御利益があるそうです。

ほかにも寅(とら)の銅像があり、こちらは「慈愛(じあい)」「威徳(いとく)」を授かることができます。

福丑(ふくうし)と大黒様

朝熊岳金剛證寺は丑寅の方角に位置していることから、伊勢神宮の鬼門を守る寺「伊勢神宮の奥之院」とも呼ばれるそうです。

丑と寅の銅像も方角の意味もあったんですね。

金剛證寺本堂

そのほかにも朝熊山山頂からのぞむ景色は素晴らしいので、参拝の折には、山頂の景色も楽しんでください。

朝熊山山頂の景色

住所 三重県伊勢市朝熊町岳548
本堂参拝時間 9:00~16:00
アクセス 伊勢志摩スカイラインのご利用が便利です
駐車場 無料
お問い合わせ 0569-22-1710

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日付 2018年8月1日

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