広野家は屋号を「かどや」といい、江戸時代後期の1810年に6代目が薬屋を開業し、1840年から20年庄屋(しょうや)をつとめ多額の上納金を納めていたそうです。
国登録有形文化財 鳥羽大庄屋かどや
中には薬屋だったころの道具や、100年以上前に使われていた冷蔵庫、糸車などの民具や国産最古の和製オルガンが展示されています。
1884年に完成した増築部分には、ステンドグラス風の色ガラスやすりガラスは、当時のハイカラだったようです。
部屋からは日本庭園をながめることができます。
家の囲いは「舟板囲い(ふないたかこい)」といい、板をフナクギ か*チキリで接合した板をしようしています。このあたりで、このような板を用いるのは珍しいそうです。
*木材をつなぐため接合部に打ち込む部材のこと
道具や建物が大切に保存されている館内で100年前の生活や鳥羽の歴史を体験しませんか?
住所 | 〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽4-3-24 |
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開館時間 | 10:00~16:00(最終入館15:45) |
入館料 | 無料 |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月3日) |
お問い合わせ | 0599-25-8686/かどや保存会 |
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日付 2018年11月1日
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